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半沢直樹 最終回 すっきりしたい人は ロスジェネの逆襲 を読みましょう [日記]

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TBSドラマ、『半沢直樹』の最終回のモヤモヤ感が拭いきれない方は、一度、原作を読んでみれば「すっきり」とまではいかなくても「そんなものなのか」といった程度までは納得できるのではないでしょうか。

まず、ドラマの最後のシーンでは、半沢直樹が中野頭取に呼び出され、そこで、頭取から半沢の活躍をたたえられます。

この「活躍をたたえる」という行為が次に出てくる出向命令の意外さを際立たせていますね。

しかし、出向命令を聞いた半沢は、驚きの表情から怒りの表情へと変貌します。

この怒りの表情のアップで番組は終わったわけです。

ここで、モヤモヤ感が残った原因として、『なぜ、大和田は軽い降格処分で半沢は出向という、重い処分になったのか、その理由が分からない。』ということがあると思います。

原作を読めば、その辺が少し詳しく書かれています。

原作によると、『中野頭取は、「行内融和」を第一に考え、大和田の派閥を自分の味方に取り込みたかった』

とされています。

これに関しては、ドラマの中でも、半沢が呼び出される前に渡真利らとそのような話をしています。

そして、もう一つ。

『取締役会で頭取が半沢に対して「そこまでだ」と注意しているのに半沢が無視して大和田に土下座をさせた』
  ↓
『この行為が行内で批判されてしまい、その声が無視できないほど大きくなってしまった』
  ↓
『頭取は、この批判を買かわすために半沢を出向させる決意をした』

というものです。

しかし、このモヤモヤ感を生じさせた最大の原因は、原作と異なった状況で物語が進んだことにあると思います。

その「原作と異なった状況」というのは、頭取と半沢の間柄です。

さすがに「釣りバカ日誌の『浜ちゃんとスーさん』の関係」とまではいきませんが、頭取と他の行員の関係に比べると、頭取と半沢の関係は「親しくしていた」と感じられます。

ドラマでは、この「親しさ」が、最後のモヤモヤ感の最大の原因になっていると思うのです。

原作では、頭取との距離は、半沢も他の行員と同じくらいです。

そして、出向命令も、「単なる人事異動」であって、「処分ではない」といわれているのです。

私の父や叔父も地方銀行ではありますが、銀行の本店に勤務する銀行員で、地位も半沢より上ですが、頭取とは全く会う機会は無いといいます。

せいぜい全体の行員を前にした挨拶程度だそうで、親しく会話等出来ないといっております。


もう一つのモヤモヤ感である、中途半端な終わり方に関しては、原作通りです。

原作では、その後の作品である『ロスジェネの逆襲』に続くので、原作通りにドラマを作れば、あのような終わり方になってしまいます。

別の見方をすると、原作と異なった終わり方をすればすっきりとお得られるのに、あえて、原作通りに作ったということは、『ロスジェネの逆襲』もドラマ化を考えているというとも受け取れます。

個人的には、ぜひ、ドラマ化してほしいと思っているのですが…。







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