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台風27号 台風28号 による 藤原の効果  [情報]

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藤原の効果(ふじわらのこうか)という言葉を最初に聞いたとき、平安時代の誰か偉人の事かと思いました。

漢字で見ると、漫才コンビ「藤原」のお二人の何らかの行為の結果かとも思いました。

実は…。

なんと、気象用語だったんですね。

簡単にいうと、二つの熱帯低気圧(台風)が接近(約1000キロ・メートル以内)した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことです。

1921年に当時の中央気象台(現・気象庁)所長だった藤原咲平氏が、このような相互作用の存在を提唱したことからこのように呼ばれています。

今回は、もともと、進路が複雑で予想が難しかった27号と、それを追いかけるように進んできた28号との間で藤原の効果が発生し、進路が複雑になる可能性があるとされています。

10月25日以降にかけて、本州に近づく見通しで、本州上空に停滞する前線を刺激して、西日本を中心に大雨をもたらす可能性もあるそうなので、注意する必要がありそうです。


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